相続・後見

業務の詳細

1. 遺産分割(協議・調停)

遺産分割は、相続人全員の合意が必要とされる非常に繊細で難しい問題です。
当事務所では、まずは冷静な話し合い(協議)による解決を第一に目指します。

それぞれの相続人の立場や感情を丁寧にくみ取りながら、公平で納得のいく分割案をご提案いたします。
ご家族間の関係をできる限り良好に保ちながら、法的にも妥当な形で解決できるよう尽力いたします。
もし話し合いがまとまらない場合には、家庭裁判所での調停による解決も視野に入れ、依頼者様のご希望や全体のバランスを踏まえて、最も適した対応を行います。
どのような解決方法であっても、「依頼者の利益」と「公正な結果」の両立を大切にし、安心してお任せいただけるサポートを心がけています。

2. 遺言書作成

遺言書は、相続に関するトラブルを未然に防ぐ最も有効な手段のひとつです。
あらかじめご自身の意思を明確にしておくことで、相続人間の無用な争いを避け、大切な財産を望ましい形で引き継ぐことができます。

当事務所では、依頼者様のご意向を丁寧にお伺いしたうえで、法的に有効で明確な遺言書の作成をサポートいたします。
自筆証書遺言・公正証書遺言など、状況に応じて最適な方式をご提案し、作成から完成後の保管まで一貫して支援いたします。
また、遺言書の保管方法や、相続人への伝え方に関する実務的なアドバイスも行っております。
さらに、遺言執行者の指定や相続税対策を考慮した内容の検討など、法律と税務の両面から総合的なサポートが可能です。
将来の安心のために、ぜひ一度、ご相談ください。

3. 遺留分侵害額請求

遺留分とは、兄弟姉妹を除く法定相続人に保障された、最低限の相続取得分のことをいいます。
遺言や生前贈与などによってこの遺留分が侵害された場合、相続人は「遺留分侵害額請求」によって、その不足分の金銭を請求することができます。

当事務所では、まず遺留分の算定を正確に行い、侵害の有無やその程度を明確化します。
そのうえで、他の相続人との交渉や調停などを通じて、依頼者様の正当な権利を適正に回復するための解決を図ります。
遺留分の問題は、法律知識と感情の両面に配慮した対応が求められる繊細な分野です。
当事務所では、依頼者様の立場に立ち、最も望ましい形での解決を全力でサポートいたします。

上部へスクロール